こんにちは。
いたみけいこ(@keiko_itami)です。
今年の6月に家族が増えました。
かたつむりちゃんです。
英語でSnail(スネイル)です。
4匹飼っています。
子供が飼いたいというので、飼育してみることにしました。
苦手な方はそっとこのページを閉じてくださいね。
かたつむりのいるところ

都内だとかたつむりを探すのは難しいと考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかしこんなコンクリート塀にいることは多いです。
見えますか?
4匹います。
雨の日やじめじめした日に見られることが多いです。
かたつむりの飼育に必要なもの

虫かご
かたつむりはよく登りますので、蓋のあるものを用意しましょう。
霧吹き
1日2,3回、乾燥を感じたら霧吹きしてあげましょう。
直接かけるとストレスになりますので、湿気を足す感じです。
家の中にいても雨の日は元気になりますので、
「かたつむりは湿気が好きなのだなあ」
と感じます。
土
卵を産むときは土に産むそうなので、土を用意してあげましょう。
全体に敷くと手入れが大変なので、小さなカップを用意しその中に土を入れてあげるといいかもしれません。
カップは牛乳パックを切って、代用することもできます。
湿気が抜けやすいよう、一応底に穴を開けました。
ティッシュ
底に敷きます。
すると底についたフンはティッシュを替えるだけでお手入れできるので楽です。
保水力もあるので湿度を保つためにも良いかなと思い、敷きました。
あるといいもの
木の枝
登ると嬉しそうです。
ずっと霧吹きをしていると木が弱ってきます。
定期的に変えるか干すなどしてお手入れしましょう。
庭に落ちているもので綺麗なものを使いました。
石や枯葉
下に潜ったりして面白いのでは?と思い、時々入れていましたがどうでしょう?
慣れれば5分!かたつむりの日々のお世話5ステップ
- フンを取る
- 餌を取り替える
- ティッシュを替える
- 霧吹きする
- 数を点検
お世話をするときはこのようなピンセットがあるといいですね。
はじめは割り箸を使っていたのですが、アクアリウム用のピンセットを購入しました。
子供も使いやすいようです。
壁面にこびりついた汚れを落とすときは綿棒を使います。
基本的にはフンを取り、餌を取り替えたら終了です。
アイテムについては必要な時に買い足せば大丈夫です。
数を点検
以前息子がレタスについたかたつむりを廃棄しそうになったことがありました。
そんなこともあり、必ず毎回最後にかたつむりが全員いるか確認をしています。
日々のお世話は子供の仕事
日々のお世話は飼いたいと言い出した息子に担当してもらっています。
小学一年生でも責任と愛情を持ってやってくれています。
時々するスペシャルなお世話
子供ができていないところを大人が補助する
普段は息子にお世話をしてもらっています。フンの取り逃がしやちょっと手が足りていないところもあります。
そのため週に1度くらいは大人の手を入れて清潔にします。
カゴで飼っている場合は、週に1度カゴを洗います。
レイアウト替え
レイアウトを変えてあげると気分が一新するのか、元気になります。
かたつむりの餌は?
以下の2種類を入れます。
- 通常の餌
- 殻の材料になる餌
通常の餌
- レタス
- キャベツ
- にんじん
- きゅうり
- なす
など。
野菜くずで構いません。
好みもありますので、色々あげてみましょう。
後は、装飾に木を入れているのですが、どうやら木の皮も食べているようです。
入れた初日は食べなくても何回か入れてみると食べることもあります。
殻の材料になる餌
- 卵の殻
- ボレー粉
食べた物の色のうんちをする
かたつむりは食べた物の色のうんちをします。
これは面白い観察ポイントですね。
かたつむりの寿命
色々本を読みましたが、どれもはっきり書いてありません。
と言いますのも、環境によってかなり左右されるからです。
小さな1センチほどのかたつむりは1年だとも4,5年だとも言われています。
うちで飼育しているかたつむり(オナジマイマイ)は、少なくとも半年は生きています。
これから何年生きるのか、この目でみていきたいと思います。
かたつむりの種類の見分け方
かたつむりは日本に700種類ものかたつむりが住んでいると言われています。
日本自然保護協会さんの
自然しらべ2004「カタツムリをさがそう」
に、
かたつむりの見分け方
のP D Fがありました。
こちらはかなりわかりやすいので、こちらから確認してみてくださいね!
全国にどんなかたつむりが分布しているのかの調査レポートもあるのですが、
かなり興味深かったです。
全国のみんながこの時期に一斉にかたつむりを探し調査していたと思うと、胸が熱くなりますね。
かたつむりは寄生虫がいて危険?
かたつむりにはまれに寄生虫がいます。
触った際はよく手を洗いましょう。
最近話題なのは、広東住血線虫という寄生虫です。
アフリカマイマイに寄生することがあるそうです。
人間の口に入ると最悪の場合死に至ります。
アフリカマイマイはとてもサイズが大きいかたつむりです。
日本ですと沖縄県や九州地方で主に見られる、手のひらサイズの大きさです。
大きなかたつむりには特に触らないよう、気をつけましょう。
かたつむりに限らず、寄生虫や病原菌はどこにでもいます。
生物に触った際はよく手を洗いましょうね。
ちなみに感染源は、生野菜を食べた時というのが多いようです。
そして感染源の半数は不明だそうです。
飼育していて、というのは聞いたことがありません。
かたつむりの飼育を諦めるというよりは日常生活で気をつけた方が良さそうです。
かたつむりは飼育初心者向けの身近な生き物
かたつむりは以下の点からとっても飼育のしやすい生き物です。
- 餌は野菜くずや卵の殻で済む
- 動きも遅いのでうっかり逃してしまう心配も少ない
初めて生き物を飼育するのに向いていると言えます。
きちんと面倒を見るのであれば
1週間くらい観察して元の場所に逃す、
というのでも良いと思います。
生き物を飼育するというのは勉強にもなります。
参考になれば幸いです。
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