こんにちは。
いたみけいこ(@keiko_itami)です。
5月に行ったいろみず実験。
そのテキストの中に紫キャベツを使った実験がありました。
ずっとやりたくて探していたのですが・・・。
紫キャベツ・・・なかなか売っていないです・・・!
4ヶ月経過した先日、やっと!見つけました!早速実験してみましたよ。
所要時間
この実験にかかった時間は、準備から片付けまでで40分程度でした。
ただし、紫キャベツを凍らせた時間は除きます。
実験準備
紫キャベツ3枚程度をジップ袋に入れて凍らせる
凍らせた紫キャベツを溶かしながら揉んで絞り、紫キャベツ液を作ります。
3つの液を作る
酸性、中性、アルカリ性、3種類の液を作ります。
3つの試験管に水を入れ、
一つ目の試験管にはリンゴ酸を匙1杯溶かします。酸性の水溶液が出来上がります。
二つ目の試験管はそのまま。中性の水。
三つ目の試験管には重曹を匙1杯溶かします。アルカリ性の水溶液が出来上がります。
まずは復習
ここに調べ液(BTB溶液)を入れたらどうなるかな?
試験管1は黄色く変化します。
→黄色は酸性
試験管2は緑色に変化します。
→緑色は中性
試験管3は青色に変化します。
→青色はアルカリ性
試験管1と試験管3を混ぜるとどうなるかな?
試験管1と3の中身を混ぜると泡を出し、緑色になります。
中和され中性の水溶液になりました。
写真撮り忘れましたー・・・参考に前回の実験の時のものを貼っておきます。
無色透明の水溶液にも色んな性質があるんですね〜。
いよいよ紫キャベツを使っての実験!
さてまた3種類の水溶液を作ります。
今度は作った水溶液に、調べ液(BTB溶液)ではなく、紫キャベツ液を入れてみますよ〜。
試験管1の水溶液(リンゴ酸)
→赤になりました!
試験管2の水溶液(水)
→紫です!
試験管3の水溶液(重曹)
→青くなりました!
そしてお決まりのように試験管1と試験管3を混ぜる子供たち・・・。
中性になり、紫色になりました!
泡が出る様子が好きみたいですね。
実験の原理
紫キャベツ液にはアントシアニンと呼ばれる色素が含まれています。
この色素は水の性質によって構造が変化し、色が変わります。
アントシアニンは色彩のお勉強でもよく耳にします。
ナスやブルーベリー、紫芋など紫色の食べ物によく含まれているんですよね!。
性質の強弱もわかる紫キャベツ液
酸性やアルカリ性には強さがあります。
BTB溶液は強さが違っても性質により同じような色を示しますが、紫キャベツ液は強さによって色が少しずつ変わります。
強いものは赤、弱酸性はピンク、中性は紫、弱いアルカリ性は青、強くなるごとに緑、黄色と色を変えていくそうです。
今回は3種類の水溶液でしか実験しませんでしたが、全部の色を出してみたら面白いかもしれませんね!
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