5歳と3歳の子供たちに、毎日寝る前の時間、絵本を読んでいます。
図書館から借りてきた本を10冊紹介します。
今回の10冊
★娘のお気に入り
さらば、ゆきひめ
作・絵: 宮本 忠夫
地方を回る演劇一家のお話です。そんなお仕事なのですぐに転校してしまいますが、その中でも主人公の男の子がクラスのお友達と仲良くなっていく物語。
絵に動きがあって見ていてとても楽しいです。
別れはちょっと切なくなってしまいました。
★私のお気に入り
わたしのおとうと、へん…かなぁ
作: マリ=エレーヌ・ドルバル
絵: スーザン・バーレイ
訳: おかだ よしえ
障がいのある弟ドードと、そのお姉ちゃんウサギのリリのお話。
ウサギのお話なんですが、他の兄弟はドードと関わりたがらなかったり、両親も接し方を他の兄弟と変えていたりして、
登場人物のやりとりをリアルに感じました。
リリはドードを愛し、「普通の子」にしたがるのですが、それが難しい。「そのままのドード」を愛してあげて、というメッセージがありました。読んでいるこちらはドードのお母さんになった気分。
娘には障がいを理解できたかわかりませんが、言っても聞かない弟に当てはめて考えたようです。障がい者だけではありませんが、色んな人がいて当たり前ということをこれからの人生で体験していくことでしょう。
こばんざくら
作: ビーゲン セン
絵: 永井郁子
ストーリーに納得がいかないところはあるんですが、絵がとても素敵です。
ビーゲンセンさんと永井郁子さんコンビの本は3冊目ですが、どれも違う手法で描かれていて見ていてとても楽しいです。
なんで変えるんだろう?
フィボナッチ 自然の中にかくれた数をみつけた人
作: ジョセフ・ダグニーズ
絵: ジョン・オブライエン
訳: 渋谷 弘子
フィボナッチさんという、数え天狗のような人の伝記です。
内容は幼稚園児には難しかったようです。
しかし絵の中に数字がかくれていることを発見し、喜んで見ていました。
となりのまじょのマジョンナさん
作: ノーマン・ブリッドウェル
絵: 長野 ヒデ子
訳: ながつきるり
隣に引っ越してきたマジョンナさんのお話です。
明るくポジティブなマジョンナさんは見ていて憧れちゃいます。
CO2のりものずかん
身近な乗り物から排出されるCO2の量をグラフィカルに見ることができます。
はじめ一人で読んだ長女は「全然意味がわからない」と言っていたのですが、絵本の中にかくれている犬を探す、という楽しみ方をみつけ、3歳と5歳の子供達は楽しめたようです。
ピッケとポッケ
作・絵: とりごえ まり
お姉ちゃんのピッケは甘えるのが下手。ポッケは甘え上手の末っ子で、ある日ピッケが家出をしてしまう物語です。
兄弟がいる子に読んであげるとわかりやすいかもしれません。
うちも同じ、姉弟なので、長女の方が食い入るように見ていました。
わすれんぼうのはりねずみ
作: 竹下 文子
絵: ミヤハラヨウコ
わすれんぼうのハリーのお話です。
絵のタッチもお話の内容も、ほんわかしていて温かい気持ちになれます。
寝る前に読んだらいい夢が見れそう。
とんちのきっちょむさん
面白くて笑っていたようですが、昔の話し言葉で書かれているので、そこがわかりにくかったようです。
おこのみやき
作: ひぐちともこ
絵: 中川洋典
大阪に住む一家の日常のお話です。
うちは関東なので日常の風景には見えないのですが、大阪っぽい賑やかな感じが楽しいお話でした。
絵が素敵でとっても元気が出ます。大阪ってこんな街なんだろうなぁと感じました。
コメント